終の住処を選ぼうとする必要はありません!
おはようございます!
少しずつ涼しくなってきましたねー。この秋の時期が一番好きです^^
皆さんの中でもそんな人は多いのではないでしょうか?
今日は老人ホーム(有料老人ホーム、特別養護老人ホーム、など)選びに対して、
「自分が死ぬまで住むところやから入りたくないなー。」とか、
「もう引っ越しできへんのか。。。」とか
結構ネガティブな印象を持たれる方がいらっしゃるので、
「いやいやそんなことないよ!」
っていう話を書いていきたいと思います!
お付き合いくださいませ。
ここ数年で老人ホームに対する考え方は様変わりしている
まず早速ですが、先ほど記載した老人ホームに対する考え方ですが、
これはこと大阪の現状では現実当てはまりません。(私は大阪の老人ホーム事情しか話せませんので悪しからず。)
というのも、施設を転居するケースが珍しくなくなっています。
厚労省の出している資料にも記載のある通り、入居から90日の間は原則退去に必要な費用は現状回復費だけになっています。
またここからはデータがないので、私見になりますが
この数年で、入居時に払う入居一時金が低額になった印象があります。
これは老人ホームが多様化し、退去するケースが増えたからではないかと推察します。(私見)
老人ホームの選択=終の住処の選択ではなくなっているとも言えます。
入居後にご自宅に戻られた方も私は知っております。
自由に選んでいいのです。
医療的なケアが日常的に必要かどうか
老人ホームを選ぶ上で、医療的なケアに関する項目は着目すべき点です。
介護付き有料老人ホームであれば、日中の看護師の配置は義務付けられていますが、24時間いるかどうかは施設によって変わります。
24時間常駐でなければ、夜間の医療的な対応が難しい可能性が高くなります。
夜間の痰吸引や胃ろうに対するケアなどですね。
例えば入居中にご病気を患い、上記のような医療的なケアを日常的に必要とする状態に変化した場合、この対応ができないタイプの施設に入居していた場合、どうしても退去して違う施設に転居しなければならないケースがあります。
入居を検討する際に、この要素をしっかりと頭に入れた上で検討しておくべきであると思います。
ただこの看護師さんの常駐というのは、当然その分コストがかかりますので、入居費用は高くなります。
こちらのHPなんかわかりやすいですね^^
入居前にお持ちの資産との十分な照らし合わせが必要と言えます。
人生100年時代に突入!
日本人の平均寿命はどんどんと伸び続け、2020年の調査では女性で87歳、男性で81歳まで伸びています。
これ凄くないですか?
私は改めて調べて驚きました。
この投稿から何が言いたいかと言いますと、
”入居時からどれくらいの期間老人ホームに住むかなーという試算はシビアにしなあきませんよ。”ということです。
例えば施設の入居費やその他費用を含めて月に20万円かかったとして、月の年金が15万円あるとします。
単純計算で月に5万円は手出しになることになります。これが年間で言うと60万円となり、80歳で入居したとして90歳までいれば600万円、100歳まで入居したとすると1200万円の費用は手出しになると言う話になります。
加えて、病気や体調不良もお年を召されてくると頻度は増えるでしょうから、多少の余裕はないと心配であると思います。
いついつまではこの施設に入居できるけど、何年より先長生きすると転居が必要になる。こんなこともよくあります。
有料→特養という選択肢
特養と聞くと、
「入居までに時間がかかるんじゃないの?」
と思う方もいらっしゃるかと思いますが、2015年の介護保険法改正に伴い、入居条件に要介護3以上の認定が必要となったことを受けて待機時間はかなり短くなっています。
最近では1ヶ月以内に入居に結びついたケースもよく聞きます。
要介護1.2で日常生活に不安を覚えたために住宅型有料老人ホームに入居➡️介護度が上がったタイミングで特養に申し込み➡️特養に転居。
このように住まいを変わられる方も最近では増えております。
病院から退院直後は有料老人ホームに入居して、そこから特養を検討されるケースも見受けられます。
このように入居の意図も年々変化していると言えます。
最後に
いかがでしたでしょうか?
このような入居の実際のような話はなかなか目にする機会は少ないのではないでしょうか?
ぜひ改めて今後のことを考えるきっかけになりましたら幸いです。
ではまた!!!
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