グループホームを探す!
こんにちは、代表の金児です。
先日いただいたご相談から、私の友人のグループホームの施設長さんにもご相談に乗ってもらい、いろいろと情報を集めました。
こうやって手を差し伸べてくださる方がいるこの現状に本当に感謝です。
さて、グループホームについて少しまとめます。
グループホームとは?
認知症の高齢者の方が、介護職員のサポートを受けながら、少人数かつアットホームな雰囲気で共同生活を送る場所である。5-9人程度の小ユニットで共同生活を送ります。原則2ユニットまで。
ここで大切なのは、”認知症を患った”という部分と、”共同生活を送る”この部分。
1つずつ見ていきたいと思います。
認知症を患った
”そもそも認知症とは一体なんじゃい”という事を考えていきます。
認知症の定義
”脳の病気や障害など様々な原因により、認知機能が低下し、日常生活全般に支障が出てくる状態をいいます。”
厚生労働省のHPより引用。
この日常生活全般に支障を出てくるという部分が肝です。要するにちょっと記憶力が落ちたとか、物忘れが出てきていても日常生活に支障がなければ、認知症と診断はされません。(診断をするのは医師です)
要するに、その症状を持って日常生活に支障があるお年寄りが共同生活をする場所であるという認識でOKです。
共同生活を送る
グループホームを検討する上で、この共同生活に関する要素は非常に重要になります。これはグループホームの目的の中に、複数のご利用者さまと共同生活を送り、社会的な役割を担う(洗い物したり、洗濯物畳んだり、喋ったり、レクレーションをしたり・・・)ことで、認知症の進行を遅らせながら生活を継続することが狙いに含まれるからです。
他社に対する暴力的な行為が多い場合や、過度な不潔行為がある場合など、そもそも集団生活が難しい場合は入居が困難な場合があります。
この辺りは、その方の望む暮らしかどうかということに加えて、検討段階で十分に配慮が必要な内容かと思います。
入居の条件
グループホームに入居をする上での基準として、入居条件が定められています。特に、地域を限定することがしっかりと頭に入れておく必要があるでしょう。
地域密着サービス
グループホームが地域密着型サービスであることから、施設と同一地域内の住居と住民票があることが求められます。住民票のありかによって、どうやっても入居が難しいケースがあると考えていただければ相違ないかと思われます。
医療依存度が高いと難しい
緊急時に備えて、医療機関と提携は結んでいますが、スタッフの配置基準に看護師などの医療スタッフの配置が必須でないため、常時医療ケアを受けることは難しいと言えます。
昨今は医療ニーズにこたえて、医療連携体制加算を取得する施設も増えてきているという話も時折耳にしますが、まだまだ常時医療ケアを望むのは困難であると推察されます。
最後に
今回はグループホームの入居条件や特徴についてまとめてみました。
金銭的なことやより細かな入居条件などについては是非直接お問い合わせください。情報を持って目一杯ご対応させていただきます。
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